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調理師の給料・年収まとめ|安い理由と手取りを上げる現実解【2026年版】

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Contents
  1. 手取り18万は珍しくない
  2. 調理師の給料が安い5つの理由
  3. 数字で見る調理師の給料 — 年齢別・手取り別の実額
  4. 業態ごとに見る年収の違い
  5. 職場別・給料のリアル — どこが高くて、何と引き換えか
  6. 給料が高い職場に共通する5つの特徴
  7. 年収500万円は目指せるのか
  8. 年収を上げる5つの現実的な方法
  9. 給料が安いから辞めたいと思うのは自然なこと
  10. 安い理由を知ったうえで、どう動くか
  11. よくある質問
  12. まずは自分の市場価値を知る
  13. 関連記事

手取り18万は珍しくない

給料日に明細を見て、思わずため息が出たことはないでしょうか。

厚生労働省の「令和5年賃金構造基本統計調査」では、調理師の平均年収は約350万円前後です。全産業の平均年収は約460万円なので、差はおよそ110万円あります。月に直すと、約9万円少ない計算です。

僕がホテルに入った1年目の手取りは、月16万円台でした。朝5時に出勤して23時に退勤。時給に置き換えれば700円を切っていたと思います。料理が好きだから続けていたものの、その気持ちだけで生活を回していた時期でした。

調理師の給料がここまで低くなりやすいのは、会社ごとの問題だけではありません。業界全体に共通する理由があります。

調理師の給料が安い5つの理由

1. 飲食業界は利益率が低い

飲食店の売上は、原材料費に30〜35%、人件費に30〜35%、家賃に10%前後、光熱費や雑費に10〜15%かかります。営業利益として残るのは5〜10%ほどです。

月商500万円の店でも、利益は25〜50万円程度。そこから設備投資や借入の返済があれば、昇給に回せるお金はほとんど残りません。給料を上げたくても、原資がない。これが現場の実情です。個人の頑張りではなく、商売の形そのものが給料を上げにくくしています。

2. 修行文化がサービス残業を当たり前にしてきた

技術は見て覚えろ、若いうちは給料より経験。こうした考え方が長く業界に根づいてきました。その結果、長時間働くことが熱意の証のように扱われ、残業代を求めること自体が言い出しにくい空気になりました。

飲食店では、みなし残業制を採用しているところも多くあります。月30時間分の残業代が基本給に含まれていても、実際の残業は60〜100時間ということも珍しくありません。差額の30〜70時間分は、実質的に未払いです。時給1,200円で計算すれば、月3.6〜8.4万円がそのまま消えていることになります。

3. 参入しやすく、賃金が上がりにくい

あまり知られていませんが、厨房で働くのに調理師免許は必須ではありません。飲食店は食品衛生責任者が1名いれば営業でき、現場スタッフ全員に資格が求められるわけではありません。

つまり、調理の仕事には入りやすい。人が集まりやすい仕事は、賃金が上がりにくくなります。高い技術を持っていても、業界全体の平均に引っぱられ、給与水準が低く抑えられやすい構造があります。

4. 小規模な店が多く、昇給の仕組みが弱い

総務省の経済センサスによると、飲食サービス業の事業所の約9割は従業員10人以下です。こうした店では、人事評価制度も昇給テーブルも整っていないことが珍しくありません。給料はオーナーの判断で決まり、頑張ったから上げる、売上が落ちたから据え置く、といった決め方が普通に行われます。

大企業なら定期昇給や労働組合がありますが、飲食業界には賃金を守る仕組みが少ない。何年働いても給料がほとんど変わらないのは、そのためです。

5. やりがいが我慢の理由にすり替わりやすい

料理が好きだから続けたい。お客様の笑顔が見たい。その気持ちは本物ですし、僕もよく分かります。ただ、その思いが低賃金を受け入れる理由に変わってしまうことがあります。

好きな仕事だから辞めにくい。辞めにくいから交渉しない。交渉しないから給料が上がらない。この流れが業界全体で続いている限り、賃金水準はなかなか変わりません。

数字で見る調理師の給料 — 年齢別・手取り別の実額

平均年収という言葉は、正直あまり役に立ちません。新人もベテランも料理長も全部まぜた数字だからです。自分がいま業界のどのあたりにいるのかは、年齢と経験年数で見た方が早いです。

経験年数ごとの給料の目安

段階月給(額面)年収の目安手取りの目安(月)
新人(0〜3年)16〜18万円200〜230万円13〜15万円
3〜5年目20〜24万円250〜300万円16〜19万円
調理主任クラス(30代)24〜30万円300〜380万円19〜24万円
調理長・料理長30〜45万円380〜550万円24〜34万円

手取りは、額面からおよそ2割が引かれると考えると近い数字になります。健康保険、厚生年金、雇用保険、所得税、住民税。ここで月4〜6万円が消えます。

つまり、月給20万円の求人に応募して採用されても、口座に入るのは16万円前後です。求人票の数字をそのまま生活費の計算に使うと、あとでずれます。

僕の1年目の手取りが16万円台だったと最初に書きましたが、額面では19万円ほどありました。3万円は見る前に消えていたわけです。

手取り30万円に届くのはどのあたりか

手取り30万円を月にもらおうとすると、額面で月38〜40万円が必要です。年収に直すと、賞与込みでおよそ550万円前後になります。

これは、大手ホテルや大手給食会社の料理長クラスの水準です。個人店で調理スタッフを続けていて届く数字ではありません。届かないと言いたいのではなく、そこを目指すなら「働く場所」と「役職」の両方を動かす必要がある、という話です。

逆に言えば、額面30万円台の求人は業界にちゃんと存在します。まずそこを狙うのが現実的です。

ボーナスが少ない、あるいは無い理由

年収の差が一番はっきり出るのは、月給ではなく賞与です。

大手ホテルや大手給食会社では、年2回で合計2〜3ヶ月分が出るのが普通です。月給25万円なら年間50〜75万円。一方、個人経営の飲食店では「寸志で5万円」あるいは「賞与なし」も珍しくありません。

この差だけで、同じ月給でも年収が50〜70万円変わります。

賞与が出にくいのは、店の利益がそのまま原資になるからです。利益率5〜10%の商売で、売上が天候や景気で動く。経営者からすれば、固定で出す約束がしにくい。だから業績連動になり、業績が読めないから結局出ない、という流れになります。

求人票を見るときは、月給よりも「賞与 年2回(前年度実績3ヶ月)」のような実績の記載があるかを見た方がいいです。「賞与あり」とだけ書いてあって金額も回数も実績も無い場合、期待しすぎない方が安全です。

業態ごとに見る年収の違い

同じ調理師でも、どこで働くかで年収はかなり変わります。下の数字は、求人データと業界相場をもとにした目安です。

業態経験3年目経験5年目経験10年目管理職(料理長クラス)
シティホテル・リゾートホテル280〜320万円320〜380万円380〜450万円500〜700万円
高級レストラン・専門料理店270〜310万円310〜370万円370〜440万円480〜650万円
給食会社(病院・学校)260〜300万円300〜340万円340〜400万円400〜500万円
福祉施設(老人ホーム等)250〜300万円290〜340万円330〜390万円380〜450万円
チェーン店・ファミレス260〜290万円290〜330万円330〜380万円400〜480万円
個人経営の飲食店230〜270万円260〜310万円300〜360万円オーナー次第

特に目立つのは、個人店とホテルで経験10年目の時点ですでに80〜90万円ほど差が開いていることです。管理職まで進めば、その差は100〜200万円以上になることもあります。年収は、どれだけ頑張るかだけでなく、どこで働くかに強く左右されます。

ホテルと福祉施設の働き方の違いは、別の記事でも比較しています。
ホテル調理師 vs 老人ホーム調理師 — 給料・労働環境・キャリアで徹底比較

職場別・給料のリアル — どこが高くて、何と引き換えか

業態別の年収表は前の章に出しましたが、数字だけでは判断できません。その金額と引き換えに何を差し出しているのかを、現場の感覚で補足しておきます。

ホテル

年収は高い部類です。大手なら賞与も退職金もあります。ただ、拘束時間が長い。僕がいた頃は毎日12〜16時間でした。上に行けば給料は上がりますが、帰れる時間はもっと遅くなります。技術を短期間で積みたい人には向いていますが、生活と両立させるのは難しい業態です。

給食会社(学校・社員食堂)

年収は中くらいですが、労働時間が読めます。朝が早い代わりに夕方には終わる。土日が休みになる職場もあります。大量調理になるので体力は使いますが、条件がきっちり管理されているという意味では働きやすい場所です。

僕も大量調理の現場にいたことがあります。朝早くから毎日2,000食。量は多いですが、終わる時間は決まっていました。

保育園

年収は低めです。ただ、園が閉まれば終わりなので残業がほとんどありません。子育て中の人が多く、休みの融通が利きやすい職場もあります。収入より時間を優先する人の選択肢です。

老人ホーム・介護施設

僕がいまいる場所です。年収は業態の中では低い方です。その代わり、残業はほぼありません。あってもイレギュラーのときくらいです。休みもしっかりあり、有給も取りやすい。

きつい部分はあります。刻み食やペースト食の用意は手間がかかりますし、この人はスプーン、この人は味噌汁を薄め、脂っこいものは少なめ、といった細かい調整を覚えるまでが大変です。基本的に薄味なので、美味しいと言われることも多くありません。

それでも僕がここを選んでいるのは、定時で終わって育児に専念できるからです。年収表の数字だけ見れば、下から2番目の業態です。でも生活は、ホテル時代よりはるかに良くなりました。

なお、施設の調理補助は委託が多い

介護施設の厨房は、施設が直接雇う(直営)ではなく、給食会社が請け負っている(委託)ケースが多いです。求人を見るときは、雇い主がどちらかで条件がかなり変わります。

委託の現場だと、朝昼晩すべて手作りで、200食ほど作るところもあります。パートは早番が6時から12時半、遅番が16時から20時。社員はその時間帯の中で8時間という組み方が一般的です。

時給や月給の数字が同じでも、この分断されたシフトに入れるかどうかで生活は全く変わります。応募前に確認しておいた方がいい点です。

個人経営の飲食店

年収は一番低くなりやすく、賞与も昇給の仕組みも無いことが多いです。ただし、オーナーとの距離が近いぶん、任される範囲は広くなります。将来自分の店を持つつもりなら、経営の中身が見える点に価値があります。そうでないなら、条件面で選ぶ理由は少ないです。

給料が高い職場に共通する5つの特徴

同じ調理師でも、職場によって給料は2倍近く変わります。求人票の段階で見分けられるポイントがあるので、並べておきます。

1. 大きな会社のグループに属している

大手ホテルチェーンや大手給食会社は、給与テーブルが整備されています。何年目でいくら、どの役職でいくらが決まっている。個人店より月給で5〜10万円高いことは普通にあります。

2. 昇給のルールが文章になっている

「3年目で調理主任、月給プラス3万円」のように、昇給の条件が明文化されている職場は給料が上がります。逆に「頑張り次第」「社長の判断」という職場は、何年いても変わらないことが多いです。

面接で「昇給の基準はどう決まっていますか」と聞いて、はっきり答えられない会社は、そもそも基準が無いということです。

3. 基本給が高く、手当に頼っていない

月給25万円でも、基本給18万円+固定残業代7万円という内訳の求人があります。この場合、残業しなければ18万円です。賞与も退職金も基本給を元に計算されるので、基本給が低いと後々ずっと効いてきます。

求人票で見るべきは、月給の合計ではなく内訳です。

4. 残業代が実際に計算されている

みなし残業30時間の契約で、実際は月60〜100時間働く。この差額は、そのまま消えています。時給1,200円で計算すれば、月に3〜8万円を無償で提供していることになります。

給与明細に残業時間と残業代が分けて書いてある会社は、その時点でまともです。

みなし残業を超えた分が支払われていないのは、法律上は未払い賃金です。自分のケースが該当するかは、こちらで整理しています。
調理師の残業手当、もらえてない人が多すぎる件|違法ケースと対処法

5. 労働時間あたりで割り算すると見えるもの

年収400万円でも月100時間残業しているなら、時給は1,400円前後です。年収330万円で残業ゼロなら、時給は1,700円を超えます。

僕がホテルから福祉施設に移ったとき、年収の額面は下がりました。でも残業が月80時間減ったので、時給換算では上がっています。いま比較的低い収入で満足していられるのは、定時で帰って子供と過ごす時間が手に入ったからです。

年収の数字だけを並べると、判断を間違えます。主観ですし、全員に当てはまるとは言いません。ただ、額面と時間を両方見ないと、自分が何を選んでいるのか分からなくなります。

年収500万円は目指せるのか

結論から言うと、目指せます。ただし、道は限られています。

  • 大手ホテル・大手給食会社で料理長、または複数店舗を見るエリアマネージャーになる
  • 自分の店を持って、経営がうまくいく
  • 調理の仕事を続けながら、副業で収入源を足す

技術を磨く、コンテストに出る、人脈を作る。よく挙げられる方法ですが、それ単体で年収が上がることはまずありません。上がるのは、その技術や実績が「給与テーブルのある会社での昇進」か「自分の店の売上」につながったときだけです。

そしてもう一つ、正直に書いておきたいことがあります。

ホテル時代の上司は30代半ばで役職付き、給料はそこそこ良かったです。ただ、1日16時間働いていました。子供が起きている顔は休みの日くらいしか見られない、と言っていたのを今でも覚えています。

調理の世界では、給料が上がると労働時間も一緒に増えることが多いです。責任が増え、人が足りなければ自分が埋める。上に行くほど帰れなくなる。

だから僕は、店を持つつもりがないなら、長時間労働か低収入のどちらかは受け入れることになると考えています。これは主観で、全てがそうだとは言いません。ただ、休日が多くて定時で終わって高収入、という現場を僕自身めちゃくちゃ探しましたが、見つかりませんでした。

参考までに、定時で終わって休日も確保できて給料も安定している仕事なら、町工場の方が条件は上です。それでも調理を続けるなら、選択肢は3つだと思っています。給料が低いのを受け入れる。残業やサービス残業を受け入れる。自営業になる。

そのうえで、異業種に移らずに手取りを増やす方法もあります。定時で終わる職場に移って副業をする。技術を磨いて役職に就く。技術を磨いて条件のいい職場に移る。僕が実際にやったのは1つ目です。

年収を上げる5つの現実的な方法

1. 業態を変える

年収を動かすうえで、いちばん早いのは業態を変えることです。スキルや経験年数が同じでも、働く場所を変えただけで年収が50〜100万円上がることは珍しくありません。

個人店で年収280万円だった人が、ホテルや大手給食会社へ移って年収350〜380万円になることは普通にあります。僕自身、ホテルから福祉施設へ移ったとき、年収そのものは少し下がりましたが、残業が月80時間減ったため、時給換算では大きく改善しました。額面だけでなく、働いた時間に対していくらもらえているかも見たほうがいいです。

飲食業界に特化した転職サイトを使うと、業態ごとの条件を比べやすくなります。
調理師におすすめの転職サイト5選を見る

2. 役職を上げる

給料を上げるには、調理技術だけでなく、厨房を回す力も必要になります。評価されやすいのは、原価管理、シフト管理、衛生管理、新人教育の4つです。

原価をFL比率で見られる、人件費を意識してシフトを組める、HACCPに対応できる、新人を育てられる。こうした力があると、単なる調理スタッフではなく、現場を任せられる人材として見られます。

副料理長なら年収400〜450万円、料理長なら500〜600万円が一つの目安です。料理が上手いだけでは届きにくくても、厨房全体を動かせるようになると、給与テーブルが一段上がります。

3. 資格手当を積み上げる

資格手当は派手ではありませんが、毎月確実に給料へ乗ります。積み上げると意外に効きます。

資格手当相場(月額)年間インパクト
専門調理師5,000〜10,000円6〜12万円
ふぐ調理師5,000〜15,000円6〜18万円
管理栄養士10,000〜20,000円12〜24万円
製菓衛生師3,000〜8,000円3.6〜9.6万円

複数持っていれば、月2〜4万円ほど上乗せされることもあります。特に管理栄養士は、福祉施設や給食会社での需要が高く、仕事の選択肢も広がります。

4. 転職時に条件交渉をする

給料交渉は苦手な人が多いですが、転職のタイミングは条件を見直してもらいやすい場面です。ポイントは、自分の市場価値を数字で伝えることです。

今の年収はいくらか。どんな経験があるか。その経験を応募先でどう活かせるか。そこを言葉にできるだけで、印象は変わります。たとえば、現在の年収は○○万円で、御社では△△の経験を活かして□□に貢献できるため、年収○○万円を希望します、という形です。

自分で言いにくいなら、転職エージェントに任せるのが確実です。企業との年収交渉に慣れているので、自分では切り出しにくい金額でも話を進めやすくなります。
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5. 副業で収入源を増やす

本業だけに頼らず、収入の入口を増やす考え方もあります。調理師の経験を活かせる副業には、レシピ開発、料理写真の撮影、フードライター、出張料理、料理教室などがあります。

ただし、副業は本業の土台が整っていてこそです。残業が月80時間を超えている状態で始めると、体を壊しかねません。先に本業の環境を立て直すことが必要です。

給料が安いから辞めたいと思うのは自然なこと

ここまで読んで、やっぱり辞めたいと感じたなら、その感覚はおかしくありません。働いた分の対価を求めるのは、甘えでもわがままでもないからです。

僕がホテルから環境を変えたとき、周りからは、もったいない、逃げだと言われることもありました。でも実際には、睡眠時間が毎日2時間以上増え、休日に家族と過ごせるようになり、料理を楽しむ余裕も戻りました。年収だけ見れば下がった時期もありましたが、時給換算と生活の質まで含めると、結果は明らかにプラスでした。

辞めたいのに辞められないと感じているなら、退職代行という選択肢もあります。
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安い理由を知ったうえで、どう動くか

調理師の給料が安くなりやすいのは、能力が低いからではありません。利益率の低い業界構造、修行文化によるサービス残業、参入しやすさ、小規模事業所の多さ、やりがいが我慢に変わりやすい空気。その積み重ねで、賃金水準が低く抑えられています。

この構造そのものを一人で変えるのは難しくても、その中で自分がどこで働くかは変えられます。業態を変える、役職を上げる、資格を取る、交渉する、副業を持つ。どれか一つでも動けば、年収は変わり始めます。

最初の一歩は、今の自分にどんな選択肢があるかを知ることです。

よくある質問

調理師の平均年収はいくらですか

厚生労働省の賃金構造基本統計調査では、約350万円前後です。全産業の平均が約460万円なので、110万円ほど低い水準になります。ただしこれは新人から料理長までを混ぜた数字なので、自分の位置を知るには経験年数別の表を見た方が正確です。

調理師の月収はどのくらいですか

額面で、新人が16〜18万円、3〜5年目で20〜24万円、料理長クラスで30〜45万円が目安です。手取りはここから2割ほど引かれます。

なぜ調理師のボーナスは少ないのですか

賞与の原資が店の利益から出るためです。飲食店の営業利益は売上の5〜10%程度で、売上も季節や景気で動きます。固定で約束しにくいので業績連動になり、結果として支給されないことが起きます。大手ホテルや大手給食会社では年2回・2〜3ヶ月分が出るのが普通なので、業態の差がそのまま賞与の差です。

調理師で手取り30万円は可能ですか

可能ですが、額面で月38〜40万円、年収550万円前後が必要になります。大手ホテルや大手給食会社の料理長クラスの水準です。個人店で調理スタッフのまま到達するのは現実的ではありません。

調理師で年収500万円は目指せますか

目指せます。給与テーブルのある会社で料理長・管理職まで進むか、自分の店を持つか、副業で収入源を足すか。この3つのいずれかです。ただし役職が上がると労働時間も増えることが多いので、時間まで含めて考えた方がいいです。

一番給料が高い職場はどこですか

額面だけなら大手ホテルと大手給食会社です。ただしホテルは拘束時間が長くなります。時給換算と生活の質まで含めるなら、給食会社や社員食堂のように時間が読める職場の方が良い結果になる人も多いです。

まずは自分の市場価値を知る

飲食特化の転職エージェントに登録すると、今の経験で狙える年収の幅が見えてきます。まだ辞めると決めていなくても問題ありません。情報収集だけでも、次の動き方はかなり変わります。

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アラフォーの調理師・二児の父。専門店、大量調理、レストラン、リゾートホテルを経て、現在は調理責任者。長時間労働で心身を崩し、転職で働き方を立て直した経験があります。同じ悩みを抱える調理師に向けて、転職、職場選び、働きやすい環境の見つけ方を現場目線で発信しています。