調理業界

調理師の業界用語

第1部:調理師の業界用語の重要性と一部の基本用語

調理師の業界用語は、プロフェッショナルとしてのキャリアを構築する上で非常に重要です。これらの用語を理解することで、料理の技術やプロセスを正確に把握し、チームとのコミュニケーションをスムーズに行うことができます。最初に、調理師の業界用語の中で基本的なものを紹介しましょう。


基本的な調理師の業界用語

  1. ミース・アン・プラス (Mise en Place): フランス語で、「場所に物を置く」という意味。料理の材料の準備や下ごしらえ、道具のセットアップなど、料理を始める前に必要な準備作業全般を指します。
  2. ジュリエンヌ (Julienne): 野菜を細長く細切りにすること。料理の装飾やガルニシュによく使われます。
  3. サイブ (Chinois): 液体やソースをこすり、滑らかにするための漉し器。細かい食材のかすを取り除く際に使用します。
  4. デグロッジュ (Déglacer): 調理後のフライパンに液体を加え、焦げついた部分を煮溶かし、美味しいソースを作ること。
  5. マリネ (Mariner): 魚や肉、野菜などを特製の調味液に漬け込むこと。風味を染み込ませ、柔らかさを引き出します。

これらの基本的な用語を理解することで、調理のプロセスをスムーズに進め、料理のクオリティを向上させることができます。


第2部:調理法に関連する業界用語

調理師の世界には、さまざまな調理法に関連する専門用語が存在します。これらを知ることで、料理のバリエーションを増やし、味わい深い料理を提供できます。


調理法に関連する業界用語

  1. ブレイズ (Braise): 高温で肉や野菜を焼き、その後、液体を加えて蓋をしてゆっくりと煮込む調理法。食材が柔らかくなり、風味が凝縮されます。
  2. パンフライ (Pan-Fry): 少量の油で食材を焼く方法。揚げ物よりも油の使用量が少なく、軽くカリッとした仕上がりになります。
  3. プーチェ (Poêlé): フランス語で「フライパンで調理する」という意味。フライパンを使って肉や魚を焼く方法。
  4. ソテー (Sauté): 高温で素早く炒める方法。フライパンで少量の油を使って食材を炒め、風味を引き出します。
  5. エスカロップ (Escalope): 肉を薄切りにしたもの。主に焼いて、ソースやフリカッセと組み合わせて提供されます。

これらの調理法に関連する用語を知ることで、さまざまな料理スタイルをマスターし、バラエティ豊かなメニューを提供することができます。


第3部:専門的な調理器具や食材に関する業界用語

調理師の世界では、様々な調理器具や食材に関する専門的な用語が使用されます。これらを知ることで、適切な器具や食材の選定、調理の正確さを保つことができます。


調理器具と食材に関する業界用語

  1. サブミット (Sabayon): 卵黄、砂糖、ワインなどを混ぜ、湯煎で泡立てながら加熱すること。デザートのソースやクリームとして使用されます。
  2. パピロット (Papillote): 食材をフィルムで包み、オーブンで蒸す調理法。食材が自身の蒸気で調理され、風味が保たれます。
  3. カルダモン (Cardamom): ショウガ科の植物から得られるスパイス。スウィーツやカレーなど多様な料理に使用され、独特の風味を提供します。
  4. サフラン (Saffron)(続き): ヨーロッパやアジアの多くの料理で使用され、特にリゾットやカレー、パンの風味づけに欠かせないスパイスです。
  5. ビーフ・ウェリントン (Beef Wellington): 牛肉をマッシュルームダックスと包み、パイ生地で包んで焼いた料理。洗練されたフレンチ・クラシックの一つで、高級感ある食事の代表的なメニューです。
  6. サウトー (Sautoir): 深い底と蓋のあるフライパン。サウトーは炒め物(ソテー)をするのに最適な調理器具であり、高温で食材を速やかに炒めることができます。
  7. フォン (Fond): 調理過程で出る、肉や魚、野菜のエッセンス。フォンはソースやスープのベースとして使用され、深みのある風味を加えます。
  8. ダイス (Dice): 食材を小さな角切りにすること。具体的な寸法に従って食材を均等に切ることで、料理の見た目が美しく仕上がります。

これらの業界用語を知ることで、調理師は料理における正確さと専門性を高め、高品質な料理を提供する準備ができるようになります。調理師としてのキャリアを築くためには、これらの用語を覚え、実践することが欠かせません。


このように、調理師の業界用語は料理の知識や技術を高め、プロの料理人としての道を切り拓くために不可欠です。これらの用語をマスターすることで、料理のバリエーションを広げ、お客様により魅力的で美味しい料理体験を提供することができます。調理師としてのスキル向上を目指す皆さんにとって、これらの用語は頼りになる味方となることでしょう。

ABOUT ME
carrot
30代。二児の父。 調理師専門学校卒業後、専門店に就職するが想像を絶するハードワークにより1年で退職。 その後、リゾートホテルの調理師として就職するが、ある日うつ病を発症。 会社に行けなくなりそのまま退職。 その後徐々に回復していき、転職活動を再開するが条件のいい会社はことごとく失敗。 それでも諦めず対策と改善を続けた結果。自分に合った職場に就職することが叶う。 このブログではみなさんが自分に合った調理の現場を見つける、そのお手伝いができればと思い日々更新しております。