職場での悩み

「仕事できない奴」と言われた調理師がするべき事5選

仕事ができない調理がするべきこと5選

調理師の仕事は、長時間労働・低賃金と体力的にも精神的にもきついですよね。そんなきつい中頑張っているのにも関わらず上司から「お前は仕事ができない奴だな」なんて言われればすごく傷つくしショックですよね。

今回は「仕事できない奴」と言われたらどうすればいいか、その対処法をお教えします。

仕事の段取りを組み立てる

仕事の段取りを組み立てる

仕事ができないと言われてる人は一日の仕事の段取りを理解してない人が多いです。

まず朝出社したら今日やらなきゃいけない事をリストアップし優先順位を決めてから作業に取り掛かるようにしましょう。
段取りを考える時は一緒にやってしまえる事は一緒に取り組むようにする事。

例えば、きんぴら牛蒡を作る時は醤油を軽量すると思いますが、きんぴら牛蒡用の醤油だけ計量するのではなく、煮物用の醤油の軽量もしてしまうなど、一緒にやってしまえる事は一緒にやってしまいましょう。
これをする事により、醤油を出し入れする手間や大さじや計量カップを洗う回数が減るなどの時短ができます。

このようなほんの些細な事の積み重ねが最終的に大きな差をつけます。

めんどくさい作業はいかに少しでも楽にできるかを考える

めんどくさい作業はいかに少しでも楽にできるかを考える

調理師の仕事にも、やらなければならない「めんどくさい作業」が多く存在します。こうした作業を避けたり、後回しにすることは、時間の無駄やストレスの原因になることがあります。

例えば洗い物の場合、鍋やフライパンなどの大きくて場所を取るものから先に洗いましょう。

ついつい大きいものは洗いづらいので後回しにしてしまう人もいますが、鍋などの大きいものを先に洗う事でその後の洗うスペースを十分確保できます。そうすることで小さい食器を洗うスピードも上がっていきます。

このように、「めんどくさい作業はいかに少しでも楽にできるかを考える」ことは、生産性や効率性を向上させるために必要な発想です。また、ストレスや疲れを軽減することにも繋がります。

上司をよく観察する

上司をよく観察する

自分が付き合っていかなきゃならない上司はよくよく観察することが大切です。
観察する事で上司の仕事ぶりなどを真似して自分の力にすることができます。

大抵の上司は効率よく仕事をしているのでその裏技を盗み見て真似する事で自分の仕事も早く終わらせることができるのです。

自分では思いつかなかった方法を学べたりするので自分の仕事の合間にこっそり観察する事を忘れない事が重要です。

また、上司を観察する事は職場の人間関係を良好にする点においても非常に有効です。

どんな性格?家族はいるか?どんなことにこだわっている?どんな話に興味ある?など、その人を観察したり盗み聞きをして情報をなるべくインプットすること。

そうする事で2人きりになったときなどに「そういえば〇〇さんは〇〇好きだったからこの話きいてみよう」など会話のネタに困らなくなったりします。

意外と後輩から雑談を持ちかけられるのは忙しい時じゃなければ上司も嬉しいはずなので自分から話を振ってみると良いです。

上司と関係が良好になる事でさらに仕事を教えてもらいやすくなり、仕事のスキルが上がるのが格段に早くなります。

一緒に仕事している人の動きを読む

一緒に仕事している人の動きを読む

調理師というのは常に連携が必要な作業です。連携の相手は厨房の上司であったり、ホールスタッフであったり、常に連携をとりながら仕事を進めていく必要があります。

しかし、仕事ができない人というのは連携相手のことを考えず自分の作業にしか集中していない人が多いです。
ですので、自分の仕事に集中するだけでなく連携相手の動きを見ながら作業するよう心がけましょう。

例えば上司が肉を焼いている姿が見えれば肉にかけるソースやお皿の準備をしておくといった一手先の行動を取るようにしましょう。
その為にも前項でお話しした「よく観察する」というのが大切になってきます。

技術面での遅れは焦らずこつこつと

技術面での遅れは焦らずこつこつと

包丁使いなどの技術面は年数こなしていれば嫌でも上達します。人によっては遅い早いはあると思いますがどんなに不器用な人でも続けていれば技術もそれなりになってきます。

なので上司から「手が遅い」とどやされても別に気にしないメンタルを持ちましょう。

逆に気にしすぎてしまい、「早く上達しなければ」と根を詰めすぎて調理が嫌いになってしまっては意味がありません。

自分に合ったペースで前向きに取り組んでいく事が大切です。

それでも辛い時

それでも辛い時

もしどうしても今の職場が辛いと感じるなら転職をおすすめします。
結局職場は運なので何やってもダメな時はあります。
そのような時はなるべく早く転職するのも一つの手です。

よく、入ってすぐ辞めたら職歴に傷が〜という人もいますが、そのまま無理して続けて鬱や病気になってしまったら元も子もありません。

自分がやるだけやって本当に限界だと思ったら早急に転職を考えましょう。
調理業界の求人は多いです。
いつか必ずあなたにあった職場が見つかるはずです。視野を広げて探していきましょう。

転職する際は転職エージェントを利用するのがおすすめです。
個人的おすすめサイトは以下です。求人数が多くエージェントの方が希望の求人を親身になってサポートしてくれることが魅力です。

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最後に

最後に

上司から「無能」と言われることは、誰にとっても衝撃的で傷つく経験ですが、仕事できないと言われたら、まずは自分の仕事の段取りや作業方法を見直すことが大切です。

また、上司や同僚とのコミュニケーションを大切にし、連携を取りながら仕事を進めることも重要です。
自分のスキルアップのためにも、常に自己改善を意識して取り組んでいきましょう。

ABOUT ME
carrot
30代の調理師で2児の父。 専門店で1年働いた後、リゾートホテルで働くもうつ病に。 復帰後、転職活動を経て現在は調理責任者。 自身の経験から調理現場での成功や失敗を共有し、読者が適切なキャリアを見つける手助けをするブログを執筆中。